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暫くして律君がリビングに
「お疲れ様」
「何が?」
「インコさんの相手」
「疲れないよ、どちらかというと癒されている」
笑顔で嬉しそうに言うから本当の気持ちなんだろう
「あの、この荷物はどこに置けばいいですか?」
「あっ、それねそこの開いている部屋にどうぞ」
律君のマンションはファミリータイプの4LDK
一人暮らしなのに4LDKは広すぎじゃないの・・・という疑問はあるけど、そうでもないみたい
リビング以外の4つの部屋は寝室、書斎、インコさんの部屋で使用しており余っている部屋は一つしかないのが現状
「ありがとうございます」
部屋のドアを開けると何もないガラーンとしている
「物置部屋じゃなかったのですね」
「寝に帰るだけの家だから物も増やす時間が無くてね。これからは七幸の物が増えるからこの部屋に置くといいよ」
もしかしたらそう言ってくれているけど、実際は私に気を遣わせないために事前に片づけてくれていたのかも・・・そう思ってしまう
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