へんな道

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「ねえ、この道変だよ、、、友美。ちゃんと家戻れるよね?」  道に入ったとき、由実が不安そうに言った。 「帰れるよ、由実。絶対に。三人も居るし、、ねっ、ひろき。」 「う、うん。」  私たちは再び歩き出す。すると、知らない扉があった、知らない。 「ここ、どこ。私、知らない。」  思わず本音が漏れてしまった。他の二人はその一言に息を呑んだ。しばらく呆然としていたが、ひろきが勇気を出して扉を開けた。
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