takuma 2

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そういう時のために必ずしも予定の日数滞在しなくても大丈夫なようになっているが(料金はちゃんと割り引かれる)、折角なのでそのまま滞在することにした。 豪華な部屋と最高の夜景に目を輝かせて喜ぶノアの顔を見ると、思い切ってここにして良かったと思う。 「ノア、愛してるよ」 そう言って夜景を見ているノアを後ろから抱きしめると、ノアもオレに身体を預けて笑顔を向ける。 「僕も、タクマ」 愛しいノア。 オレはそのままノアを抱き上げて、ベッドに運ぶと再びノアの上に覆い被さる。 発情期の明けたノアを今度は存分に喜ばせるため、オレはノアに口付けながらその身体を愛撫する。まだ予定は二日もある。その間、オレたちは互いに愛を確かめ合うために費やしたのだった。 了
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