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食事の衝動
奴らだいたい腹ン中
蹲っている四頭身の化け物たち
得る度ごとに繰り返す、みたされぬことを知らぬ餓鬼ども。
涸れ果てぬのなら、万里の彼方迄、
その聖なる光とやらの白さで染め上げてくれ!
混沌に潜む悠久を産み出す黄昏は、狂った果実の最中に。
愛すべき全ての瞬間を記録しよう!
見果てぬ宇宙が存在すると哲学者が証明する限り。
故に、礎は瓦解し、汝の瞳は黒く染まり、濁り、
煩悶と邂逅の交差点で、ブリキ詰めの、臭くてかなわん
肴のヒレの端っこを煮詰めた汁の様。
唯、満たされることを望み、暗闇に眼窩を据え置き、
ひねもす芥の丘に、さながら賢者の睡眠の探求心!
悪鬼や修羅の如く、目を爛爛と、
飽くなき探求心そのままに、
使い古した箸の傷にこびりついている!
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