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今日はこのまま家に帰らずにここに泊まることになった。
というより、もう俺はここに住むことになったらしく、凪さんは俺の部屋に置く家具を今度見に行こうねと楽しそうにしている。
お風呂に入っておいで、と言われて戸惑いながらも頷いた。
椅子から立ち上がる。途端に目の前が歪んで膝が折れ、床に座り込んで体が熱くなるのを感じて目を見開く。
「真樹!大丈夫か!?」
「っ……ぅ、う……」
体がゾワゾワする。
お尻から何か液体が出て、床に蹲ると凪さんは俺の背中を撫でた。
「発情期だ。運ぶよ」
「はぁ……、は……」
横抱きで寝室に運ばれる。
熱くて堪らない。
オメガはいつもこんな状態になっているのか。
それなのに俺は、オメガを責めるような気持ちで接していた。
申し訳なさを感じていると、ベッドに寝かされ凪さんが離れていく。
咄嗟に手を掴んで「嫌だ」と何度も伝えた。
「真樹、抑制剤を持ってくるだけだ。少し待ってて」
「やだ、いや……凪さん……っ」
一人にしないで。
涙が止まらない。縋りついた手は俺の手を無理矢理離させる。
「発情期を抑えるには抑制剤か、アルファの精液を飲むしかない。」
「しって、る……」
「抑制剤を取りに行かせてくれ。」
「やだぁ……」
今離れられたら、寂しさで死んじゃう。
彼は嫌だと言い続ける俺を見て深く息を吐くと、優しい声で名前を呼んできた。
「発情期、我慢出来る?」
「やだあ……!」
抱きしめて欲しくて、ベッドの上をジリジリと移動し、彼の太腿に手を置く。
ふと、目に入った彼の股間は大きく膨れていて、突然それが無性に欲しくなった。
彼の履いていた部屋着に手をかけ、下着と一緒にずらす。
「あっ、コラ!」
「これ、ちょうだい……」
「真樹……」
現れたそれは俺のよりずっとずっとデカくて、手でそっと握るとドクドク脈を打っている。
顔を近づけ、それにキスをするとピクっと動いた。
「真樹、抑制剤……」
「凪さんの、精液ちょうだい」
ペロッとそれに舌を這わせ、先端にプクッと溢れた液体を舐めてヌルヌルを広げていく。
口を開けて亀頭部分を咥えて、余っている部分は手で扱いた。
「っ、はぁ……。真樹、上手だよ」
「ん、美味しい……凪さん、俺の口に出して……」
口をすぼめて、頭を上下させ、手を動かして射精を促す。
凪さんは一瞬息を詰めたあと、腰を震わせて俺の口内に欲を吐き出した。
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