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1次元では絶対音感や運動神経や顔面偏差値や予知夢や正夢や高学歴遺伝子社会や決定的な物からあやふやの物まで有る者は賞賛され無い者無い者とされそこまで酷く扱われなかったはず。(いいやどの世界もどの次元も無い者はイジメ対象になり受けハブられ貶(ケナ)され後ろ指刺され肉体的にも精神的にも殺される。どの世界になってもどの次元になっても優越感の海に溺れさせられ格差という森林に死ぬまで迷い混まさ劣等感という風に吹き飛ばされないように地に足を着き前に進まなくてはならなかった)
2次元は1次元で夢見たい者がどうにか現実的にする為に映像メカニック人形に命を吹き込み夢心地で終わった。
3次元は2次元を超えたと言われているが3次元という年数が短くその時代も活躍も活動も異次元と言われ本当は3次元という世界があったというのが不思議で嘘かもしれないと言われている。歴史も数も少ない分誰が何が3次元なのかあやふやで公(オオヤケ)にも機密にも謎に包まれ謎でしかない。でもとある人が言った。『3次元がなければこの今の4次元がない』と。それはそうだが何もかもわからないままの3次元が確定的でなければ4次元に進めない。だから3次元は確かにあるはず。
らしい。
「おい今日の能力者診断楽しみだな〜お前今回も無能力者だからね〜」
「無能力者だったらこの学校からの退学。また違う学校に転校」
「ってかこんな無能力者拾ってくれる学校なんてあるのかよ早く同業者同士、あそこに行けよ"研究所"に」
【研究所】。無能力者が主に何やらの研究対象とし研究材料とし何やらの研究のモデルに材料に糧とさせ身体中を狂わせ好き放題される所。死殺出来ないこの4次元世界で"自殺"も許されないからその"自殺"をしたい人もその研究所に行くという。1次元でいう刑務所という所もその研究所に値する。
確かに無能力者という不純物は逆にいうと純血。今この4次元世界の能力者達の根本的能力の元は謎のまま、誰からの意図的な感染なのか遺伝なのか自然なのか確信的な物がない為分からずのまま。だから逆にいう不純物が体内に入っていないのが良い事に研究所としては最高級品である。
それにその研究所からも政府からも通知がきている。無能力者として判断された日から怨(オン)の対象とされるのが前提である為最初から研究所にいれば怨の対象にはなれない。でも前方による噂なり真実なりの研究所には良質な印象が芽生えない。
最終手段しかないのだから。
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