異世界転生ガチャでハズレを引いたかもしれない

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路地裏から出る場所に馬車が止まっていて、執事のような老紳士にタオルを渡された男は俺の方へ投げた。 「早く拭け馬車の中を汚す気か」 俺は下を向いてさっきの失禁で濡れていた事を思い出す。拭いてタオルをどうすればいいか分からず見ていれば執事が手を出してきたので手渡せば馬車に男の手によって押し込まれた。 中は豪華で俺がキョロキョロと見回していれば椅子に座るよう言われ、渋々座れば男も対面に座り馬車が走り出した。窓から外を見れば石造りの建物が多く、人々は活気に溢れていて俺がさっきまでいた場所とは天と地ほどの差があるなと思う。 しばらく揺られていればどこかの屋敷の門を抜けて敷地へ入っていった。玄関前に馬車が止まり、降りるよう促されれば仕方なく降りてゆく。 そして俺の目の前には豪邸が広がっていて、門が開きメイドが出迎えてくれたが、そのメイドは胸も密部も顕になった服を着ていて下着をつけていなくて俺は生唾を飲む。 「こい」 「引っ張るなよちゃんと着いてくから!」 「言葉遣い気をつけろお前は俺のペットだ」 は?え?ペット…?メイドとか奴隷とかじゃなくてペット…?こいつ頭おかしいのか?と思ったが、俺はある物を見て血の気が引いた。 肘から下と膝から下を切り落とされた裸の女性が嬉しそうに舌を出しながら男に駆け寄ってきてすり着いていた。尻には犬の尾のような物のついた玩具が咥えこまれていた…
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