TRPG自キャラ設定集

1.【ドライブライブ】大阪行って美味しいもの食べる！！【雑談】

やっほ～みんな！バンブーだよ！今日は大阪までドライブするから付き合って～。いやね、実はこの間カクテルのみんなと大阪行ったんだよ。企画の予定じゃなかったんだけど、多分そのうち動画が出るかなー？一応カメラ回しときました、ってやつ！

でさでさ？行ったはいいんだけど、実はあんまりゆっくりできなくってさぁ。成り行きでなんかめちゃくちゃたこ焼だけは食べたんだけど。

え？いやいや、企画じゃないよ。だって、ゴッドが何パックも同じお店で買おうとするからさぁ、先にもたこ焼き屋さんいっぱいあるんだから先々で買おうよーって言ったらさ？行った先で普通に何パックも買うんだもん。何の相乗効果なのって！あの日はほんとにたこ焼しか食べれらなかったよ。何しに行ったんだろ。

いやーみんな元気だったらまだよかったんだけどさ。酔って体調悪かった人も多くて。ソルトさんとか、エルくん、ナプちゃん……何とか回復して多少はたこ焼食べられた人もいたけど、流動食になっちゃった人もいたしなぁ……。

あっごめんごめん！流動食って言い方おかしいよね！！ゼリー飲料とかそういうやつね！だってナプちゃんが流動食って言ったんだもん、おっかしくってつい！なんか頭に残ってて俺もそう言っちゃった！

でもそういえば大阪も何しに行ったのかはよく分かんないんだった！たこ焼食べるでよかったのかも。でもねぇ？何もそんな馬鹿正直に実行しなくったって。大阪は確かにたこ焼も美味しいけど、天下の台所と呼ばれる場所でたこ焼しか食べないってちょっとね！？心残りな部分があって気になっちゃうから今日はちょっと行き当たりばったりなとこあるけど大阪で美味しいモノ食べてきちゃう！

ま、すぐ近くの大阪だから、ちょっと人は多いけど何度か行ったこと自体はあるし勘だけでもたぶん何とかなると思うんだ～。ちょっと歩けばすぐ美味しそうな香りがしてくる土地だよね。

大阪で道わかんなくなりそうだったら地下街入っちゃうのがいいよ！知ってた？上はさ～人も多いし自転車通ったり大きな道路があって車通りが多かったり色々あるでしょ。道がものすっごく大きくて方角がわかんなくなっちゃったりさ。でも地下街だったら道が細かくなってる代わりに案内板とか標識が頻繁に取り付けられてるから、まるで違う方向に行っちゃうってことがあんまりないんだ。

て言っても最近はスマホがあるからねー。地図アプリ見れば早々迷うこともないとは思うけど……でもやっぱり人が多いところで地図アプリに気を取られながら歩くのは危ないし。落ち着いて止まって画面見られるところってなると地図見ながら歩くのも結構難しいんだよね。そこは上手いことアナログも使ってくのがいいと思うな～。

あ、みんな、着くまでにはまだまだかかるから、おすすめのお店とか季節限定商品情報とかあったら教えてね！地元の人からの情報とか特にありがたいんで！まじでおねがいしまーっす！

季節商品って、同じく季節ものの商品を開発する人間としてはすっごくいい刺激になるんだよね。限定モノってあざとさあるでしょ～？ほーら、今しかないよ～？？みたいなさ。だからちゃーんと本気でいいモノ作らないとお客さんにも分かっちゃうんだよね。こういうの好きなんでしょー？ってやってるなっていうのがさ。本気でめちゃくちゃ良いモノ作ってるのに一定期間でなくなっちゃう！っていうのが大事なんだよね。

でもそういうのって、繰り返していくうちにだんだん感覚麻痺してきちゃったりしてさ。この辺の肌感覚を維持し続けるのって結構努力必要なんだよ。そこで他人様の力を借りるってわけ！他の職人さんが苦労して作ったものに触れるのも大事だし、一生懸命に作ったものを人から正直に評価してもらうっていうのも大事。どっちにしても自分から積極的に！いかないとね！！

あぁっ！そうだ、積極的にで思い出したことあるよ！この間ね、すっごい綺麗な男の子を見かけたんだ！……え、表現合ってるかな。イケメンって言い方がちょっと当てはまらない雰囲気の子だったんだよねー。どっちかというと、美人さん、とかそういう感じ！あっ分かった！歌舞伎役者さんの感じだよ。女形の歌舞伎役者さん！…ではないと思うけど、そんな雰囲気の人！

店の外にいたんだけど、ばっちり目が合っちゃってさ。なんかわかんないけど真っすぐこっち見てたんだよね。すごく意志の強そうな目をしてる人だったなぁ…俺、あんな目で見られたらドキドキしちゃうよ。俺も男だからさ、別に変な気を起こしてるわけじゃないよ？！けどなんか、その目が何か言いたそうにしてるような気がしちゃってさ。

いやー今から思えば悪いことしちゃったなぁ。目が合った時にさ、俺、思っちゃったんだよね。あの人、つかまえなきゃ！って。意味わかんないよねほんと！そりゃまぁ怖かったとは思うよ。気が付いたら俺、店飛び出しちゃっててさ。

んで、君！って声掛けたらもうびっくり。その子、この世の終わりみたいな顔で俺のこと見てるんだもん。「あ、えっ……す、すいません、ごめんなさい。睨んどったわけとちゃうんです。」…みたいな感じだっけな？いや、ちょっとちがう気がするけどごめん！俺関西人じゃないからあの感じの再現はむりっ。けどとにかく、あの容姿でマネできないレベルでむちゃくちゃ関西弁！！あんな目しててこの気弱さ！！うっそでしょ？どうしたの、ちぐはぐ過ぎない？！

俺さ？これでもさ？結構お客さんウケする顔できてると思うよ？？そんな怖い顔で迫った記憶ないよ？そりゃちょっと勢い付きすぎたかなーとは思うけどさぁ。そこまで？いやもちろん、その子に睨まれたと思って文句言いに行ったわけでもないし！客商売やってる人間だよー？そういう意図くらいはある程度分かるようになってるって。

目の前で逃げることもせずにさ、伏し目がちで処刑待ちみたいになってる美人さんの彼がいたたまれなくって。そんななるとは思わなかったけど、結局それって俺のせいなわけじゃん？だから俺、一生懸命ごめんね、ごめんねって言ってさ。

言いながら、何で俺この子に声掛けに来たんだろって必死で考えて。結局すぐに思いつかないわけなんだけど、でも俺にできることってほとんどないもんだからさ。もう、いったれ！みたいな感じで「ねぇ君、和菓子好き？」って聞いたんだよ。

そしたらどうしたと思う？急にきょとーんとした顔で俺の方見てさ。ぜんっぜん根拠とかないんだけど、それ見て俺、いける！って思ってさ「和菓子だよ、和菓子。好き？ねぇ好き？」って押しまくったら、おもむろに答えてくれたわけ。「すき、です。」て。けど、直後に、ちっちゃく「ぁ。」って言って口をふさぐんだよ。

文字通り「あっという間に」顔を真っ赤にして目を逸らすもんだから、なになになに、なんなのこの子！なんなの、あっ、て！なんか俺までつられて言葉が詰まっちゃいそうになったんだけどっ！でもここで本領発揮しなくてどうするの俺！何のために普段から配信とかで喋りまくってると思ってるの？！こういうときの為なんだよー！

「俺！ここの店で和菓子職人の修行してるんだ！遠くから来てさ、あんまりここの土地には馴染めてないかもしれないけど、色々勉強してここの人に楽しんでもらえるようなお菓子作りたいって思ってるんだ！だからさ……っ！」

捲し立ててたら、落ち着き取り戻したっぽい彼が、またこっちをじっとみてたんだ。これなんだよ、この目なんだよ…！なんなんだろ、これ……！目は口ほどにものを言うって言うじゃない？でも残念ながらさー！目の言語を読み解く技術が俺にないんだよぉ！！明らかに俺に何か言ってる目なんだけどなぁ…！！ぴたって貼り付くような視線が、透明感すら感じるような黒い瞳から放たれててさ。意味は分かんないけどでも俺がんばったよ。たぶんこれ、受け切らなきゃだめだって思って。ちょっとだけ勇気が必要だったけど独特な空気感に負けないように、全力の笑顔でさ。

「君、この土地の人でしょ？俺に会いにきてよ！試作品とか食べにきてよ！」

てもう、ドストレートですよ！若い男の子にうけるかどうかっていうのは結構重要なデータだしさ？！なーんて必死にアピールしたら、その子、ちょっと首をかしげて控えめに笑って「わかりました」って言ってくれてさ！たぶん自分が笑ってることにも気づいてない感じ。もしかしたら俺につられてくれたのかもしれないな。それでも、なんだ笑えるんじゃん！って思って、ちょっと嬉しかったな。お客さん候補を怖がらせたまんま帰したくないしね。

うんうんて首もげそうなくらい頷いてから、じゃーまたねーって手を振ったら、慣れた感じで一礼してから離れてったよ。なんか武術修めてる人かなぁ…所作が“入ってる”感じだった。世の中にはああいう人もいるんだねー！勉強になっちゃった。今度はびっくりさせないようにしないとね。

……って、あれー！？ちょっと待ってよ！お喋りに夢中になってたら俺、道間違ってるっぽい！もー！何やってんの、俺！ちょっと1回コンビニ寄って場所とか確認するね。ついでに何か飲み物買ってこよっかなー。ずっと喋ってたから喉乾いてきちゃった。んじゃ、とりあえず一旦配信切るねー！またあとで！！