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アタマ沸いちゃってるメロディー
アタマ沸いちゃってるメロディー
「大好きだよ」
嘘をついて
君の手を強く引いた
空気のように
弾けた嘘を
君は思い切り笑い飛ばしたね
それは聞こえないメロディー
誰も知らないリズムで
メタルのバスドラのように
激しくたたみかけてくる
この目に突き刺さる
罪悪感のとピリッとした痛みは
ボク・ノ・ココロ
いつか壊しそうで
深くうつむいた
「怖くないよ」
デタラメを吐いて
君をぎゅっと抱き寄せる
言葉と裏腹に不安にまみれ
子供のように震えながら
「寒いね」とまた嘘を吐く
白い息はあざ笑うように
空中を舞って
現実っていうやつは
どうやら一生逃げられないらしい
ボクやキミが
限界寸前でも
後ろを向くと「ほら」
高まる胸の鼓動
これは恋か、あるいは恐怖か
自分でも分からない
逃げたい逃げたいニゲタイニゲタイ‥
叫びたくなる衝動
この沸いちゃってるアタマ
弾き飛ばして
何も考えず君とヒトツニナリタイ
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