案内

6/9
前へ
/41ページ
次へ
「はは…平和やなぁ……」 しばらくボケーっとしていると草むらからガサ、と言う音がした。 「なに!?!?」 パニックになっているとにゃあ、と鳴きながら猫が出てきた。 「なんや、猫か…」 「にゃー」 「ほらほら怖くないでー、おいでー」 凄く人懐っこい猫だった。 そうだ、と思い、俺は猫を抱えながら厨房へと入った。 「ごめんな、今こんなんしかないねん」 と、魚を与えた。 俺はもともと圧倒的犬派なのだが猫に目覚めてしまった。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加