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「へへ…にゃんにゃんかわいい…」 「にゃあ」 厨房から出て猫と戯れているとさっきとは逆方向から沖田さんか走ってきた。 「黒川さん!!これどうぞっ!!」 と、豊玉発句集を渡されまた走り去っていった。 「え、ちょ、沖田さん!?」 「頑張ってくださいねー!!」 「頑張れって、何…を……あ、」 振り返ると土方さんが立っていた。 「や、あの、土方さ…」 「…返せ」 「ひぇ…はい…」 「読んだのか」 「読んだも何も知ってますから」 「そうか…」
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