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第二章 殺人ダウト
「ネットに依存している人達なんて、誹謗中傷している相手の顔が見えないから粗を探し、難癖付けて見下しているだけですよ。そのくせ独善的で、プライドが高く、言葉も荒く、もし自分が考えていた結果と違ったらお得意の掌返しで物事に浅慮な連中ですよ」
「そうですか」
御神君がそう返した。
僕達は今、店を出て、夜の道を歩いている。
目的先は御神君の自宅だ。
この急展開にたじろぐしかなかった。
いや、従うしかなかったと言うべきか。
御神君に依頼して来た人物が唐突に現れた。
そして、その目的はにわかには信じられないゲームの為だった。
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