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悠真と連絡を取りたい。
その一心で、私は颯にLINEを返した。
“一人?”
すぐに既読がついて、返事が来る。
“一人だよ。先に出てきた。家にいる?”
それを見て、思わず口元が緩む。颯が一人だということは、悠真も一人だということだ。
“ごめん、今は一人になりたい。大丈夫だから、心配しないで”
そう返事して、私は悠真とのLINEを開いた。
颯からの“わかった。また後で連絡するけど”というプッシュ通知を横目に、悠真への言葉を打つ。
“悠真、話がしたいの。今から二人で会えない?”
“まだ学校にいるのなら、待っててくれたらこれから行くし、悠真がウチに来てくれてもいいよ”
“颯のいないところで二人で話そう”
“返事待ってるから”
しばらくしたら、既読がついた。
悠真に私の言葉が届いたことに、胸が高鳴る。
そのままはやる気持ちを抑えながら返事を待ったけど、一向に来る気配がない。
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