第2章 若いカップルに負けてられない!

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理の熱くて大きい手が私の背中を抱き寄せて、 「孝太郎たちに負けないくらい、俺たちもまだまだイチャイチャしていこうぜ?」 と囁くと、私は微笑んで理の背中に腕を回してギュッと抱きしめた。 「若いカップルには、さすがに勝てないと思うわよ?」 「まさか。甘く見るなよ」 すると、おもちゃをお湯の中に入れて私の足の付け根に当ててきた。 「ちょ…っ」 「うん。振動、どう?」 「ど、どうっ…て…」 「ココ…好きだよな?」 こういう時の理の瞳は、キラキラとワクワクに輝いている。 ほんと、馬鹿だよねぇ。 私はそう思うとフフッと笑って、理の唇に軽く唇を当てて、 「ね、おもちゃなんかより…」 と唇を離さないまま言いかけて理を見つめた。理とキスしながら話すとき、唇を完全に離さない。そんなとこが、ほんと、エロいよね。 「もっと欲しいもの、あるんだけど」 「…何が欲しい?」 理が少し酔ったような潤んだ眼差しで見つめて、舌で私の唇をなぞってくる。私は理の耳たぶを指で擦るように摘んで、耳元に唇を寄せた。 「理、の……○☆$€#…」 「ウホッ?!」←馬鹿? 恥ずかしいから、こんな言葉は滅多に言わないけど。 追い出しちゃったからね。お詫びです。 「浴室暖房、つけようかーー!!」 理、腕を伸ばしてバスルームのパネルに触れて、浴室暖房のスイッチをつけた。 はい。 この人、ここでめちゃめちゃヤル気満々になりましたーーー!! まぁ、煽ったのは私だけどね!
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