小説について

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小説について

 昔からそうでした。例えばそれは、マラソン大会でしたしあるいは夏休みの課題。トレーニングや執筆活動なんかもそうです。  私にはどうも初めから飛ばしすぎるきらいがあります。  なんだって1番初めに「小説」なんてものを語ろうとするのか。あまりにも強いテーマ相手にまさに戦々恐々といった具合ですが仕方ありません。  小説を主な活動とする人間が、エッセイに1番初めに書くものはやはり「小説について」でなくてはいけないんじゃないかと。私はそう思うわけです。  ただ、ひとくちに「小説」といっても語るにしては少し広すぎる切り口ですから、分解して考える必要はあるでしょう。    私にとっての小説、面白い小説とは、小説において大事にしていること、私の小説の書き方、あるいはもっと客観的に、社会における小説。  あくまで今回は、私のエッセイであるというところにこだわって「私にとっての小説」を語らせていただこうかなと思います。
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