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◎10月29日に思ったこと。
大変ご無沙汰しております。ここまで更新がないと僕の事など皆様覚えていらっしゃらないかと思われますが、僕もなんだかんだと生きております。
過去にも就業場所の大変な話や、日々の細事について書き連ねておりましたが、現状、就労場所の問題も一段落しまして、生活環境にも変化などありました。瑣末な部分のためここには書き込みませんが、諸々と生きている内にありました。
それはそうと、昨今はアニメや特撮作品など、色々、始まっておりますが、何作品か視聴している上で、個人的な感想など記したいと思います。
◆『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
何かと話題の作品ですが、今作品が長年の人気コンテンツの末席である『機動戦士ガンダム』というシリーズの最新作として放映されているものですので、個人的に期待と不安など感じておりました。
滑り出しは好調の様子で、各方面から面白いとの評価を得ていることは耳にしております。
基本的にアニメは、その視聴対象の興味分野や内容に沿って放映されるものであるため、各視聴者層で好調であるならば、このロートルが何を言うべきこともありません。
キャラクターの可愛さや、モビルスーツの運用の妙など、見るべき部分は多分にございます。
話もわかりやすいし、設定やバックボーンなどはあくまでも脇に逸して、一番描きたい・伝えたい部分である、数奇な運命の下、過酷な環境で育ったキャラクターが、様々な文化圏の人々と交流する上での成長物語を描いている部分はとても清々しく視聴しています。設定も大人の入組んだコミュニティの中で少女たちの純粋な思いが世界を変えていく。。。そんな青春グローイングアップ物語をモビルスーツ運用やセールスポイントであるロボット戦などを交えて紡がれている様子を感じます。
ごく個人的感想を申し上げれば、僕としてはノーサンキューでした。
これは単に、世代間ギャップというもので、僕のマインドは視聴者対象として含まれていないし、そもそも購買層としての条件を満たしていないため、何を物言う権利も存在していないため、世間的評判が好調で、アイテムの売れ行きも良いならば、その利益還元が正しく末端の制作スタッフへと還元されていることを、個人的に祈るばかりです。
作品の良し悪しでなく、設定的なお話で言うならば、なぜ水星近辺なんて言う過酷な場所を選んで生活していたのか?甚だ疑問ではありました。
物語の運用物質である、初代で言うところのミノフスキー粒子にあたる『パーメット』という物質が水星でしか採取できない(後々月でも採取可能であることが確認できたが)という理由だけれど、水星でしか採取できない物質を、基本構造に加え開発されたシステムってどうなん?? て印象はあります。
後々、水星以外でも採取可能であることが判明したならば、なんでそこから開発せずに、辺境の惑星水星まで足を伸ばして、初手を撃ったのか?も疑問です。
印象的には、旧作などで木星まで採取に行っていたヘリウム3のようなイメージであるかと思われるけれど、それなら舞台は『木星』でも良かったと思うし、木星にはイオやガニメデのような衛星も存在するので、そこを開発拠点として改造する方法もあったかと思われますが、あえて、太陽に一番近い水星を選んでいるのはすごいなぁ。。。と思います。
火星は既に『ガンダムAGE』で着手済みなので、新機軸として水星を選択したのだろうけど、火星のテラフォーミングと水星近辺での宇宙活動は天と地ほどの環境的劣悪さ加減が存在すると思うんです。
前日譚のオリジナル小説も読みましたが、衛星軌道の活動拠点ではなく、地表に拠点を構えて採掘活動をしているようなので、まず、その拠点を作り上げるためによほどの時間を要したのだろうなぁ〜と感慨を深めております。
しかも『採掘作業』という言葉を使っていたので、水星の鉱石などからパーメットは精製されるんでしょうか?
水星の状況などはあまり語られていないので、よくは分かりませんが。。。
個人的には、ガンダムAGEでも火星本星には手を出しておらず、衛星軌道上の小惑星を改造した活動拠点でヴェイガンは生活していたようなので……火星じゃダメだったのかな〜?とは思います。
あ、『鉄血のオルフェンズ』で火星がテラフォーミング済みでしたね。
世界観は分けているので、あまり気にすることは無いとも思いますが、印象が引っ張られる事もあるから。。。やむを得ないのでしょうか?
アステロイドベルトに拠点を構えて、宇宙物質の研究とかじゃダメだったんでしょうか?
今も、生活基盤として描かれている学園は、どこかの小惑星を改造して作り上げているようですし。。。
まあ、それくらい水星という環境は思っている以上に過酷だと思うので、その部分の描写などを、噂の第一報を耳にした時からかなり期待をつのらせてはいたのですが。。。今後どうなるのでしょう?
それと、あの学園てどこにあるの??
◆『仮面ライダーBLACK SUN』
偶然アマゾンプライムに加入していたので、この作品も視聴可能で、現状2話まで観ました。
個人的にはとても面白いです♬
世界観的に、怪人と人間の共存世界で、怪人が差別されている状況での物語て感じです。
上記の設定を、予告で確認した時に、他の仮面ライダーでは描写困難な世界観にかなり興味が湧きまし♬
実際、作品を観ると、世界観的には安保闘争時の学生運動的なビジュアルイメージと、差別描写の印象は半島差別問題などを参考に描いていらっしゃると感じました。
確かに、視聴する世界観としては新しい新鮮な物を観ることが出来るため、興味は湧きますが。。。どうしても、その世界が、どのように確立したのか?がとても気になりました。
◎疑問点◎
・怪人と人間の共存世界で、怪人はどのように誕生し、どのように社会に定着したのか?
・怪人はなぜ?人間に虐げられているのか?
・もし、怪人が(旧作のように)三神官に改造され生み出されているものだとするならば、その目的はなんなのか?
・怪人はどのように生まれたか?
三番目の疑問にも抵触すしますが、怪人が悪の組織に改造された人間ならば、『共存』という言葉が充てられる程の個体数がいるとして、差別問題が生まれるほどの個体数は、悪の組織がその個体数を改造していたのか?
もしくは、自然発生的に人間の突然変異として、怪人は生まれたのか?
後者ならば、作中の状況も納得する。自然発生では発生に意図や意志はない。
現実問題としてその状況が発生し、政府としては対処をしていかないといけない。。。
または、初手は少数の怪人(人造人間)でしたが、怪人同士の交配で個体数が増えたのか?この設定ならばとても面白いし、興味が湧きます。
それでも、初手の組織の意図は不明ですが(汗
・怪人はなぜ人に虐げられているのか?
怪人は、人間よりも特殊な能力や、威力を持っているならば、その能力で、なぜ?人間に報復したり、能力差を武器に、自分達の立場を正当化し、差別する人間を排除……または、報復活動に転じなかったのか。
もちろんコミュニテイを作り上げた怪人自体の性格意思の問題はあるが、予告でも怪人の反抗活動などが描写されているため、怪人のマインドの問題ではなさそうです。
・もし怪人が悪の組織の目的により人為的に作られた存在ならば、目的は?
共存を余儀なくされる程の個体数を生み出したのが、悪の組織の作為的な行為ならばその目的は?
目的が、単に新人類共存の実験目的でない限りは、何かしらの目的意識を持って人造人間は作り上げられると思われるが、本当に人と異なる生命体を実験的に生み出しただけならば、その立場の人間は、時の政府に断罪されるべきであろうし、一体二体作って断罪されるどころか、社会問題視される程の個体数を作り、その存在を成功失敗の観点は別に、総体を野に放っている。その目的は何か?
日本征服?? ならば、なぜ?生み出された怪人達は人間たちに立場を許され、共存を強いられる状態なのか?
百歩譲って、日本征服が目的と言うならば、目的成就の時まで、秘密裏に生息させ、一気に蜂起……という行動の方が理に適っているのに、なぜ?非力な状態で、野に放ち、人間に媚諂わなければならないのか?
作品が展開している、その世界観が、どうも疑問が多すぎて、モヤモヤしています。
まだ予告と第2話までしか観ていないので、なんとも結論付けられませんが、後々の視聴がとても楽しみです♬。
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