思ったこと

8/18
前へ
/18ページ
次へ
5月9日に思ったこと。。。 今からすごく当たり前の話をします。 最近、YouTubeなど観ていると、ある広告が目に止まります。 「今スグ10万円借りたい人はチェック!」 みたいな広告ですが。。。 基本的に世の中、常に10万円不足している方は居ります。10万円が無い。10万円が欲しい。必要。という方が大勢いる中で、大半の人は「10万円欲しい」「10万円貰いたい」という人だと思いますが、「お金を借りたい!」っていう人って居るのかな?と考えました。 ここでピックアップしたいのは、広告文言としての是非でなく、「お金を借りたい」という感情について考えました。 例えば、「お金が欲しい」ではなく「お金を稼ぎたい」ではなく、「お金を借りたい」という感情って不思議ですよね。 お金を「借りる」という関係性では、借りる人は10万円という金銭と共に10万円の債務を受ける事になります。 手元に10万円という額面はあると同時に、10万円を支払う債務を手に入れるということで、目の前の10万円は自分の手にあるが、自分のものではないということですよね。 つまりは普通に借金をするという事は債務履行を視野に入れて一時的に大金を入手するという事で、債権者が自分の債務に対して深く指定し管理する上で、自分に10万円という金を与えてくれるという関係性です。 「稼げる」ではなく「貰える」でもなく「借りられる」という方法に手が伸びるということは、それだけ面倒な本法論に触手が伸びる人なんているんでしょうかね? 単純に、 「稼げる」は、自分が働かなくちゃならない。=面倒→却下。 「貰える」は、世の中何もリスクなく金をくれるわけがない。=怪しい・危険→却下。 「借りる」は、今10万円が手に入る→問題解決。債務はなんとか頑張れば大丈夫♬=安全・安心。 って思考が働いているのかな?とも考えます。 もしくは、債務もちゃんと理解しながら、ちゃんと返す気持ちを持って、「貰う」ではなく「借りる」という手段を選択する…という、どこかプライドを守る心理も働いているかもしれません。 よくよく考えれば、「借りる」という方法を選択したとしても、債務を負った時点で、現状手にする10万円は必要に応じて消えてしまう上に、自身の債務:-10万円が存在するということは、この金を、働くかまた誰かに借りて、支払わなければならない。 結局、働くか別の債務を負って、責任を負わなければいけないので、「借りる」という言葉を選択しても、道は同じです。 つまりは「稼げます」と「借りられます」はほぼ同義にも拘らず、「借りる」を選択するということは、債務に関しての感覚が基本的に鈍い…もしくは無いという事では無いでしょうか? (※「同義」と使ったのは結果論的な話で、それぞれ「稼げる=方法論の提示」と「借りられる=直接的金銭貸与」の違いはあります) 選択から金銭入手までのプロセスにおいて、直結した明確な苦労の道の末、ある程度の時間を経て得る10万円よりは、霧に覆われた先の見えない経路だけど、割と直ぐに得られる10万円を選択してしまうのは、単に短慮であり、思考が不足した状態では無いのですかね? 基本的に「なんとかなる」という思考で進み、「なんともならなかった」時にどう対処するのか?の思考が働いていない状態ですね。 そういう思考回路では、「なんともならなかった」時には、また同じ道を辿るので、いつまでもぐるぐると同じ轍を堂々巡りしてしまいますが、このスパイラルは、全く同じ高さを回るのではなく、ゆっくりと下降しながら回っています。 基本的に「借金」には「利子」がついて回るので、高額な借金ほど高額且つ、長期間の利子払いが伴います。つまりはそれを繰り返すことにより、10万円を返すために10万5千円を返し、10万5千円を返すために10万7千5百円を返し………知らない間に返済額が増えていきます。 分割に支払う方法をとっても、元本が膨らめば月々の支払いもかさみます。 「そんな時は♬リボ払いがお得です!月々の支払いを返済可能な少額に設定することによって、期間は長くなりますが、少しずつでも返済可能になりますよ♬」 なんて方法が一番危険です。 返済に関しては、先ずは満額の利子と手数料から返済に充てられるので、少額分割に変更した場合、その元本額面に応じた利子が算出され、その利子分から月々の返済額に充てられ、余った分が元本返済につながる為、長期間支払っても、中々元本が減らないシステムになっております。 そして年利計算段階では減りの弱い元本からまた利子の計算がされ、返済計画に回るので、元本がゼロになるまで、少額ずつ永遠に支払い続けないといけないレールに乗っています。 そこまで理解している人ならば、リボ払いなんて危険な返済方法は選択しませんね。 どんな事でも、シンプルが一番効率的で安全です。 借りたら直ぐ返す。出来れば1回で返す。 基本的に金は借りない。 借りる時は返済計画を綿密に行なって、無理のない範囲で借りる。 当たり前の話でした。 いや。なんの話でしたっけ??
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加