フォト俳句：春分 3/21-4/4

次候～桜始開 (さくらはじめてひらく)

3/28
テレビでおなじみのきれいな風景ですが、余計なものも…。清流化に努力してるそうです。

　花見とてにおいも添えし目黒川

目黒の天空庭園でいろんな花を楽しみました。
名札が付いているので助かります。

　土佐みずき名前を知れば増す想い

　名にし負う花蘇芳の花可憐なり

引き続き空中庭園です。
名にし負うは、① 名前として持つ。 その実体を伴ったものとしての名を持つ。 ② 世間一般にその名とともに評判される。といった意味だそうです。し負うと蘇芳をかけています。

目黒川から砧公園に移動しました。
源平桃は一つの木で紅白両方の花が咲く桃です。ハイブリッドな感じです。
写真を撮っていたら枝を引っ掛けていく人がいました。

　源平桃揺らし過ぎ去る人もあり

3/29
昨日の花見の写真です。特異な雲は暖気と寒気の境目なんでしょうか。
今日は寒いですね。

　長き雲桜と緑それぞれに

写真ではわかりにくいかもしれませんが、2本の桜が地面でくっつき、芽吹いています。

　身を投げて傷口から芽吹くまで

スーパーで買ったパエリアと一緒に行った人からいただいたオレンジです。

　オレンジの変奏曲と春の陽や

昨日は本当にお花見日和でした。

　この一日この一年の桜かな

公園の一角にイケメンの人形が置いてありました。耳は細く長いので、異形の者でしょう。

　花を嗅ぐ素振りに浮かぶ記憶あり

砧公園での写真で、詠んでいます。本当に花芽なのか、葉の芽なのか、わからないです。

　花咲くか葉の芽吹けるか春至る