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末候~雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
3/31
レトルトのミートソースをレンジで温める際に、残っていた椎茸をついでに入れました。レンチンがいい方に働いたようで、春の野山の香りがしました。
椎茸は秋の季語ですが、春もよく生えるそうです。
春椎茸霧の里山香り立つ
生姜添えぶり大根や春の味
ぶりと大根は冬の季語、生姜は秋の季語です。でも、あっさりとした出汁で煮ると春だなぁって感じでした。
4/1
土手から河川敷に降りると花壇があります。
春の取り巻き四五本もありぬべし
なずなというよりぺんぺん草の方がわたしにはなじみがあります。
正岡子規の「鶏頭の十四五本もありぬべし」という、このままでWikipediaの項目になっているほど有名な句を拝借しています。
いや、議論がてんこ盛りの句に寄せるつもりはなかったのになぜかそうなっちゃったんですよね…
四月になれば彼女はのびやかに歌う
サイモン&ガーファンクルのApril come she willを拝借しています。
聴いたのことのない方は、YouTubeで簡単に見つかるのでぜひ!
春の野良同級生で転生す
いつもの土手で桜とか撮っていたら、野良猫がいました。3頭ともどことなく汚れてるし、何となく性格が悪そうです。
…いじけるのも仕方ありません。猫を助けようと暴走して来たトラックの前に飛び出したら、変な神様に猫にされたんですから。
しかも、おな中だからまとめとくよって、なんでやねん!
4/3
昨日は1句も詠めなかったので、今日は6句詠まないと⋯
花冷えやハードロックの響きかな
ダジャレです。
肉じゃがや新玉ねぎの甘さかな
2句目です。
剣山九輪雪筆やさしげに
花の百名山では剣山のクリンユキフデを挙げています。苦し紛れですね。
わたしは歳時記で季語に取られていなくても、花はその咲く季節の季語として扱っています。
ごくふつうのお菓子で3句詠んでみました。
春雨やキャラメルの包み細き指
散る桜チョコレートの息雨やまず
色っぽい想像で。
葉桜もわりと好きとアイス突く
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