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恥ずかしいはずなのに、見られていると興奮して、気がつけば自分の中心部が反応しているのを感じた。
ゆるく勃ち上がっていただけのそこは、もうすでに腹に当たるほど大きくなっていて、明らかにナース服から主張している。
鏡に映る自分の姿が目に入る度に、何とも言えない感情が込み上げて来て、すぐに目を逸らしてしまう。
「じゃあ、次は……その大きくなった部分をイスに座って見せて」
「ちょっ……お前……」
「こんなことさせられて、しっかり反応してんだから、こういうの嫌いじゃないんだろ?」
「ちがっ……」
「いいから座って股開けよ」
ベッドの上に座ったまま、胡座をかいて膝に肘を引っ掛けて頬を押さえるような体勢のまま言い放たれる。
まだ脱いでいなかったボクサーパンツを脱ぎ捨てると、俺は椅子を回転させてベッドの方へ向け、そこに腰を落としゆっくりと脚を開く。
明らかに真っ直ぐ天を仰いでいるであろうそこが、座って太腿の上部まできたピチピチのナース服から出ようと、上ではなく横向きの状態で先端が顔を覗かせていた。
「それ、苦しくない?」
「痛い……」
「だろうね。けど、すげぇいい眺め」
「この……変態やろう……」
「そんなこと言ったって、身体は正直なのにね」
何も言い返せない。こんな羞恥な目に遭ってるのに、身体はどんどん熱くなっていて、目の前のそいつは俺から目を逸らすことなくただじっと見つめてくる。
その目が俺の中にある何かを掻き立てるかのように、見られることへの興奮を呼び覚ましていく。
「じゃあ、最後は……その大きくなった欲望を全部吐き出して」
「ふざけるな……そんなこと出来るか……」
「でも、そのままじゃキツイだろ?」
「それでも……人前でそんなこと……」
「大丈夫、ちゃんと見てるから。気持ち良くなれるだろ?」
真っ直ぐに俺を捉えたまま言われた言葉に、結局拒否することなんて出来なくて、俺は座っていた身体を少しだけ背もたれに預けると、自分の中心を右手で覆った。
執筆時間…3月15日、3:00〜4:00
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