あたしは臭い

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気が付くと、病院の病室だった。 頭を打ち、気を失って、足も骨折していた。 お母さんが、泣いていた。 そこへ、友梨ちゃんが、来た。 友梨ちゃんは、青い顔をしていた。 「大丈夫? 真美ちゃん!」 あたしは、まだ、臭い。 友梨ちゃんと、話せない。 それなのに、友梨ちゃんは、あたしに抱き付いた。 「ホントに、心配したんだから!」 と、言って、泣いた。
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