第一章 遥の魔法のドロップス

1/18
483人が本棚に入れています
本棚に追加
/302ページ

第一章 遥の魔法のドロップス

 カロン、コロン…… 私は、貴方に出会って、生まれて初めて恋の味を知った。どんなに忘れたくても『忘れられない』それは魔法のドロップス。 貴方が、話すたび、軽やかな耳馴染みの良い音といつも甘い匂いがする。その淡い恋に似た味を、苦しくて、私は、何度も『忘れてしまいそう』になるの。 全て『忘れてしまう』その前に。 早く私を抱きしめて。 ーーーー(はるか)
/302ページ

最初のコメントを投稿しよう!