自分の性の揺らぎ生きる哀しみ

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自分の性の揺らぎ生きる哀しみ

私は男性の心と女性の心を併せ持っているみたいです。体的には中性に憧れていました。今は肥えてしまい、すっかりふくよかな中年女性の身体つきになってしまいました。 思春期痩せ症に陥りました。ずっと身長158cm弱、体重40kg代前半を維持していました。19歳で統合失調症を発病し、同時に拒食症になって体重が40kg無くなりました。最終的には、36kg位に落ちましたね。まあ、8ヶ月精神病院に入院する事になりました。 私は身体は男性にも女性にもなりたくなかった。生理が始まり、妊娠出産可能になった時に、何故かこの身体が哀しくて堪らなくなりました。気持ち悪いと、おぞましいと思いました。経血の匂いは嫌悪でしかなく、気持ち悪いと憎悪しました。 少年の姿に憧れていました。一瞬の儚い姿。美しく崇高である、ボーイソプラノが好きでしたね。コナー・バロウズさんが、現役ボーイソプラノ時代、この世界で最も美しい天上の歌声だと思いました。入院中によく聴いていました。 なんで、統合失調症になってしまったのかは分かりません。当時憧れを抱き恋心まで抱いてしまった、とても中性的なおネエキャラみたいな男性モデルがいたのですが、まあファンレターを書きまくって送ったりしていましたね。彼のエッセイが掲載されている雑誌は毎月購入し、記事は切り抜いていましたね。私は退院後に、彼の写真の個展でお会い出来たし、原宿で何度か見掛けた事もありました。でも、彼はバイ・セクシャルらしく、あ○ろちゃんと金○武さんと3Pがしたいと言っていたのが、ショックでした。まあ、以前から男女のセックスに激しい嫌悪、仲良さげ歩く男女のカップルに嫌悪していました。 人間って汚いと、自分も親がセックスをして産まれた事に嫌悪して、穢らわしいと憎悪しました。しかし私は寂しがり屋なのか、矛盾しています。誰かと愛し合いたいと望んでしまうんです。 性愛の対象は何故か男性寄り、しかし少年は直ぐに男になる。男性と御付き合いしても、やはり本番がどうしても出来ずに、受け入れる事が出来ないので振られます。 当たり前ですね。女になりきれないのだから。私は虚無感を常に抱える様になりました。また、別の機会に綴りますが、離人症も発症しました。ではこの辺で・・・。
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