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季節外れの寒椿
イラストコーナーの方には短くお話も書きました。
とはいえほんの触りですけど……。
多分周期が似たりよったりじゃないかと思うのですが、去年の春から初夏にかけての頃に初めて守銭奴くんと学ランくんを描きました。
その時椿にまつわる怪談を描きたかったんです。
そして今年も描きたくなるという……。
以前は大きな屋敷だったはずの廃屋の庭に年に一度だけ夏に枯れた池に水が満ち、季節外れの寒椿が咲くという……。
寒椿の幽霊は屋敷のお嬢さま。
そして使用人と人知れず恋に落ちたのですが、親にバレて離れ離れに。
それを悲しんで彼女は池で自殺してしまうんですね。それが不幸の連鎖のはじまりで、屋敷が廃屋になるほど寂れてしまいました。
そして数十年後、寒椿の幽霊は昔の恋人に酷似した学ランくんを見つけ、とりつき、あの世へ引き込もうとするんです。
そこを守銭奴くんが助ける……っていう。
「そいつに俺は金を貸してる。完済まで一生かかる額だ。そんな金づるをてめぇなんかに渡せねぇ」
と守銭奴くんが怒鳴り散らすのを妄想していました。
ちなみに「俺……お前から金なんか借りてないぞ？」と、学ランくんが問いかけると「今、この瞬間に借金背負ったんだよ。俺が助けたんだからな」と、言い返されるとこまでがセットです。
ペコメのお返事は後日💦💦
お盆って地味に忙しいですよね……。寝てたい(´；ω；｀)
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