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「このまま真っ直ぐ進めば、原子力発電所があります。そこをやられるとまずくないですか」
須藤隊員は私の顔を覗き込んだ。
「まずいに決まってるだろう…。それまでに何とか食い止めなければ」
「はい」
私は赴任早々に怪獣に出くわした不運な隊長だ。
「何か武器は…」
私の言葉に山下隊員が科学特別捜査隊の専用車両のトランクから、拳銃を持って来た。
「どうぞ」
私はその拳銃を巨大な怪獣ガーベイジに向けた。
ん…。
ちょっと待てよ…。
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