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確かにそれは一理ある。
しかし、そのまま放置すると北にある原子力発電所を破壊され、放射能が漏れだす可能性もある。
「それ以前に、拳銃の弾じゃ、あそこまで飛ばないんじゃないでしょうか…」
須藤隊員が拳銃を見て言った。
「じゃあ、バズーカを…」
と山下隊員は車に立掛けたバズーカを手に取った。
「それも同じじゃないか…。当たったとしても、石ころが跳ねて当たる程度で、何のダメージも無い気がするけど」
須藤隊員は山下隊員に言った。
「じゃあどうすれば良いんだ…」
私は険しい表情を作り、二人を見た。
「誰か怪獣と戦った事のある奴はいないのか」
須藤隊員と山下隊員は少し考えていた。
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