プロローグ
1/1
読書設定
目次
前へ
/
11ページ
次へ
プロローグ
「名前を呼べ」 「名前ですか。女神さま、それだけですか」 少年は問い返しました。 「そうじゃ。取り戻したければ、妹の名を呼び続けるのだ。戻ってくるまで、いつまでも、何度でも。名前を……」 女神の声はふつりと途切れ、二度と語りかけてくることはありませんでした。 目を開けると、そこは道ばたの草むらで、いつしか日はとっぷりと暮れておりました。
/
11ページ
最初のコメントを投稿しよう!
7人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
350(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!