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飯田橋には大きな横断歩道がつながっていて、昇り降りはきついですが、独特の景観です(でも、どう考えても車優先で、バリアフリーからは程遠い)。この日は秋らしい青空と雲が印象的でした。ちなみに日差しは強く、10月とは思えないほど暑かったです。
ここで、小石川後楽園の概要を説明しておきます。
小石川後楽園は、江戸時代初期(1629年)に、水戸徳川家の祖である頼房が、その中屋敷(のちに上屋敷となる)に造ったもので、二代藩主・光圀(いわゆる「水戸黄門」)の代に完成した初期の大名庭園です。
庭園の様式は池を中心とした回遊式築山泉水庭園になっています。
光圀は中国への敬意から、明の遺臣・朱舜水を招いて重用しましたが、この公園の造成にあたっても、朱舜水の意見をもとにして、円月橋、西湖堤など中国の風物を取り入れ、園名も朱舜水の命名となっています。
名称は、三大庭園(水戸の偕楽園・金沢の兼六園・岡山の後楽園)の一つである岡山の後楽園とは関係ありません。
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