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ともあれランキングは優れたシステムですが、縁があるのは一握りの作者です。
投稿サイトには何十万、サイトによっては百万も作品があります。でもランキングに表示されるのは上位百作ぐらいでしょう。私も含めてほとんどの人は、ランクに縁がありません。
なのでランキングを執筆のモチペーションとすると、私を含めた多くの投稿者が落胆するわけです。
ランキングに縁がない大多数の作者がモチベーションをキープするには、どうしたらいいのでしょう?
仕事じゃないから「やる気がなくなったら辞める」でもいいかもしれません。しかし私は、書きかけの小説を放棄するのは、なんか抵抗あるんです。
頭の中に、お話たちがモワモワ浮かんでいます。ひとりでも多く彼らをデビューさせたいんです。
今ひとつ小説を書く気持ちになれないが、途中まで書いた物語を放置するのも落ち着かない。さあ、どうやって執筆ペースを上げたらいいか?
小説だけではなく、仕事のやる気がない場合、どうしたらいいのか?
前回のエッセイで、「ポモドーロ・テクニック」についてお話しました。25分の集中と5分の休憩を繰り返す仕事法です。
私は、仕事が嫌で嫌で本当に切羽詰まった時、Windows11のクロックを使って試したのですが、なかなかいい感じでした。
1時間や2時間集中しようとすると途中で息切れし、ついネットしたくなります。が、この方法の作業時間は25分なので、集中しているとあっという間にお休みタイムがやってきます。タイマーに「残り5分」と表示されると、もうちょっとがんばろう、と発奮できます。
小説の場合、もしかすると25分というのは短いかもしれません。が、私は、小説を書いているつもりが、いつのまにかネットして時間を費やしてしまうので、結構使えそうです。
今、試しに、自宅のパソコンに、Windows10で使えるアプリ「Focus To-Do」を使ってエッセイを書いていますが、気持ちよく集中できます。
単なるタイマーではなく、今日、どんな作業をしたのか記録されるので、達成感が湧いてきます。
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