小説感想サービスで指摘された私の小説の問題点

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小説感想サービスで指摘された私の小説の問題点

 投稿小説のアレコレを語るエッセイを始めます。  前回は、有料の小節感想サービスについて語りました。今回もサービス利用者として、語らせてもらいます。  私は長編小説を完成させると、ココナラを利用して、感想をお願いしています。  感想は、作品や人によってまちまちですが、私の場合、おおむねこんなポイントが褒められます。 ・ストーリー展開 ・設定 ・文章力 ・キャラクター ・サブタイトル  誉めてくださいとお願いして出てきた誉めポイントなので、話し半分に聞いてください。  結構意外でした。  私が小説を書くのは、浮かんできたシチュエーションを表現したいからです。浮かんだシチュエーションを、いかに論理的に滑らかに繋ぐか、という点に注力しています。  逆に言うと、それ以外の点に力を注ぐ余裕はないのです。  自惚れではありますが、ストーリー展開はそこそこ自信あります。しかし設定については、甘いと指摘されるのでは? とビクビクしてたので、ホッとした次第です。  もっと意外なのは、文章力を褒められたことでした。私は、美しい文章を綴る努力は放棄しております。何が起きたかわかる文を書くだけで、精一杯です。  小説を書く上で気を付けていることは、こんなことでしょうか。 ・ひとつの文になるべく同じ単語を入れない ・同じ人名が続くと単調になるので、言い換える ・語尾に変化をつける ・会話をコンパクトに ・長い会話シーンの場合、地の文を挟む ・モノローグもコンパクトに ・固有名詞をなるべく減らす ・強調したいところは、丁寧に描写する ・ひとつの文は長すぎず短すぎず ・ユーモアを忘れずに  なるべく脳に負担ない文を心がけています。  もっともっと意外なのは、キャラクターを誉められたことです。  小説で大切なのは、キャラクターと言われます。が、申し訳ないのですが、私は特異なキャラを書きたい気持ちはないのです。普通のキャラでないと感情移入して書けないのです。欠点だらけの普通人が、コンプレックスを持ちつつあがく姿を書きたいのです。  また、ヒロインが賢いって言われます。賢い設定をしたつもりはないのですが、主人公って語り手だから、自然賢くなるのかもしれません。  あと、悪役も評判いいです。実際、悪役って書いてて楽しいです。  
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