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出張4日目
午前中にチェックアウト
帰宅予定
朝起きると彼はいなかった
電話にも出ない
探しに行こうと、部屋を出ようとした時
戻ってきた彼は私の顔を見るなり走り寄ってきた
「無理だよいくら考えても」
「蒼がいない生活なんて」
「お願いだから夕べみたいな事は言わないで」
「蒼がそばに居ないとダメなんだ」
「分かってます。分かっています」
「私も同じです」
愛おしくて涙が止まらない
彼がいない毎日なんて考えられない
そんなのは分かってる
でも…
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