カミングアウト

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 「家を出る事はずっと考えてた」  「でも、蒼が執事服を脱ぐ事は考えてなかった」  「これからは僕のパートナーとして生きてほしい」 「執事としてじゃなく」  「私には決められません」  「桂一郎様がお決めになる事です」   「いつか話そうと思ってる」  「もし、そうなったら蒼はいい?」  「桂一郎様のお許しがでたら私に断る   理由はありません」  「よかった、蒼ありがとう」 結様、気付いていましたか? 私は、あなたをとても愛しています 例えようのないくらい 考えただけで胸が痛くなる その少し青い瞳は私だけのもの 私だけを見ていて欲しいのです  
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