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「結様、お父上がゆっくりお話しをしたいと」
「分かった、今晩早く帰るから帰った
ら話しを聞くと伝えて」
「はい、かしこまりました」
仕事を終えこれから帰ると蒼に伝える
冷静に応える声の中に蒼の愛を感じる
気をつけて帰るようにと言う言葉が
「早く会いたい」と聞こえる
部屋に帰り、ただいまを言う。
おかえりと言う言葉が「愛してる」と聞こえる
蒼の全てが僕への愛だと感じる
彼は仕事から帰るとお父上を訪ねた
「結、話しは蒼から聞いたか」
「仕事の方はどうだ?」
「はい、渡会が良くやってくれています、忙しくて
いっぱいいっぱいだけどね」
「そうか、やはり結婚はまだ考えてないのかな?」
「はい、すみません」
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