愛してはいけない人

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この人を一生をかけて守りたいと思う 私の全てをかけて… どれほどの言葉を並べてもいい尽くせない 穏やかに過ぎゆく日々の中で あなたと過ごせる幸せと不安の狭間で揺れ動く あたなに愛される喜びと どれほど愛しているかを伝えられる幸せが 私の全てを覆い尽くす いつからだったろうか、このベッドで夜を過ごすようになったのは… この家では、私達2人の関係は誰も知らない  隠し通すすべは心得ている 執事とご主人様と言う壁が私の理性を保たせる  「結様、もう出ますね」  「すぐ戻って来ますから待ってて下さい」 私はベッドのすぐ脇にあるドアから自分の部屋に戻り、身なりを整えまたこの部屋へ  
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