愛してはいけない人

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ドアをノック 執事として彼の部屋に入る 後を追ってフットマンの高杉が部屋に入って来る 「結様、おはようございます」 「おはよう、海堂」 「シャワーを済ませてください」 「すぐに朝食のお支度を」 「わかった」 「高杉、スーツの準備を」  「結様、今日はこのネクタイで」  「海堂が選んでくれるなら大丈夫だよ」 彼は朝食を済ませ、秘書の渡会と会社へ 会社での彼は私と2人きりの時とは違い それはそれは凛々しく頼もしい あんなに甘えん坊なのに… 私だけが知ってる彼の素顔
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