引越し業者

9/10
前へ
/44ページ
次へ
そんな金持ちのところの娘とか。どんだけクソやろうかと思ってたが違うのか。いやぁ、驚いた。普通の人じゃないか。 「金目当てじゃないから」 「わかってるぞ?」 「私はファッションなんてよく知らなくて。それで、やるって言い出して」 「守はファッションセンスあるもんな。いやぁ、すごいなぁ。守は社長かぁ」 「別にグループトップじゃないし」 「無理はするなよ?」 「無理しないよ。そのつもりで予定組んでる。だから敏兄ちゃんに頼んだ」 「そうか。…多喜ちゃんには、ちゃんと話したのか?」 「いや、別にそんな話さなくても」 守冷たいなぁ。あんな人に聞きまくるくせに。自分も一緒だぞ?かわいい守め。 「そうか。守、相談にはいつでも乗るからな?奥さんも連絡して下さいね」 「業務時間外なのにいいんですか?」 「いいよ?」 「私が相談してもいいんですか?」 「え、あぁ…」 今なのかい? 「いつからやっていいですか?」 「はぁ?なにを?」 守はぜーんぜんわかってない。 「まだ安定してないからだめですね」 「だからなにが?」 「挿れなければいいんですよね?ボディタッチとかなら」 「今はまだ控えてください」 「なら、開発ならいいですか?守の乳首」 「はぁ!?ば、バカなに考えてんだよ!は?なんの会話?」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加