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体育祭当日
応援の練習もクラスでした。
フォークダンスの練習を歩莉と歩汰と透と胡桃でした。
歩莉は歩汰と踊る番になるとドキドキした。
それは歩汰も同じで。
透も胡桃と踊るとドキドキして胡桃も同じような気持ちだった。
4人は体が火照っていた。
皆それぞれ体育祭の練習をし、体育祭当日を迎える。
選手宣誓が終わり、大玉転がしの番になった。
まずは女子からだ。
美来『歩莉、もっと早くしてよ』
咲希『そうよ』
3人は必死に大玉転がしをした。
その時に歩莉は足がつってしまうが我慢する。
結果は3位だった。
男子の番になり透と他の男子達は必死にやって1位になった。
次に借り物競争があった。
男子の番、伊藤くんが歩莉の方に行き、お姫様抱っこをして連れていった。
女子が『きゃー』と言った。
歩莉は突然、お姫様抱っこされて連れていかれたので、びっくりしていた。
伊藤が歩莉だけに聞こえる声で
『紙に大事な人って書いてあった』と言った
歩汰と佐辺さんは嫌な顔をしていた。
伊藤くんは1位になった。
100メートル走では男子女子共に1位だった。
皆で練習した応援合戦を披露した。
弁当を食べる時間だ。
歩汰と歩莉の家族は隣に座って場所を確保していた。
歩莉の家族は大きい弁当箱の中にエビフライや卵焼きやハンバーグやブロッコリーやおにぎりや冷凍してあった果物も丁度、食べ頃だ。
弁当の中にある食べ物を選び使い捨ての皿に乗せて歩莉の家族は食べていた。
歩莉はハンバーグを選び皿の上に置く、
それを歩汰が『も~らい』と言って
歩莉が取ったハンバーグを奪う
歩莉『なにやってるのよ』と言い
歩汰を追いかける歩莉。
歩汰の母『すみません。うちの子が』
歩莉の母『大丈夫ですよ。美味しそうに食べてくれて嬉しいわ』
フォークダンスは、それぞれ好きな人とが近づきそうになるとドキドキし手が触れると夢のような気分になっていた。
最後にリレーがあった。
歩莉の番になった。
足がつっているのにもかかわらず我慢して走っていたがこけてしまい擦りむいてしまう。
歩汰は、すぐに歩莉のもとへかけつけ、おんぶする。
歩莉は歩汰に謝る
歩汰『大丈夫だよ。僕たち幼なじみだぞ、助け合わなくてどうするんだよ』
歩莉は感動したが、ただ、『幼なじみだぞ』という言葉が胸にひかかっていた。
歩汰も『幼なじみだぞ』と言った自分に対して違和感を覚えた。
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