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伊藤くんは歩莉に優しい
伊藤は、あれから、いったん教室に戻ったが、下校時間に歩莉がいる保健室に行った。
伊藤『大丈夫?一緒に帰ろう。荷物もつよ。なんだったら僕の肩を支えに歩けば良いし。それか、おんぶしようか』
歩莉『ありがとう。気をつかってくれて』
2人は一緒に帰り伊藤が歩莉の自宅まで送ってくれた。
その頃、歩汰は自宅に帰り、歩汰の母に言われる
『おかえり、歩莉ちゃんは、どうなったの?』
歩汰『ただいま。解らない』
歩汰の母『わからないじゃないでしょ。一緒に帰らなかったの』
歩汰『いいんだよ』
歩汰は自分の部屋のドアをバタンと閉める
歩汰の母『わるいよ。歩莉ちゃんを送ってあげないと』
歩汰は母の声が聞こえないように音楽を聴く。
翌朝、歩莉の自宅の近くに伊藤が居た。
歩莉が学校に行くため家を出た時に伊藤は声をかける
伊藤『おはよう』
歩莉『おはよう』
歩汰は歩莉に見つからないように家を出ようとすると伊藤と会っている歩莉を見かけるが気にしながらも1人で学校に行く。
伊藤『歩莉ちゃん、一緒に学校行かない?』
歩莉『良いよ』
歩汰は先に1人で学校に着くと、皆、不思議そうな顔をした。
伊藤と歩莉が学校に着くと
1人の男子生徒が『歩汰と一緒じゃないんだ~浮気かよ』
伊藤『歩莉ちゃんは浮気なんかしてないよ。だいたい歩汰くんとは付き合ってない。僕とも付き合ってないんだ』
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