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ばいばい
「ごめんな。聡太。最初は好きだったんだ。だけど、、。」
僕は笑った。
「いい加減にしてよ、篤人。僕をどれだけ惨めにさせたいの?僕はさっき言っただろ?僕がお前を捨てたんだよ。」
そう言うと篤人は、あぁ。と言った。
その後は、光都くんのことを話した。
約束は3つだ。
毎年の誕生日は、きちんとプレゼントを送ること。
光都くん、絵里さんがお互いに会いたい時には会わせること。
光都くんの写真を毎年送ること。
絵里さんはほんとは光都くんを愛してる。
だけど、どうしても浮かんできてしまう嫌な感情に耐えきれなくて手を上げたりしてしまったようだ。
そして、彼女は無理矢理されたあの時から
男性に触られるのが無理だった。だけど、何年もかけたが篤人だけには触れるらしい。そして、今はふたりともお互いに気持ちがあるらしい。
「俺さ、見てみぬふりしてた、光都のこと。おかしいとはわかってたのに。こんなんで子供好きなんてよく言えたよな。」
と今になって罪悪感に苛まれているようだ。
「あぁ。ほんとに最低だよ。でも、安心しなよ
俺とこれから幸せになるんだからさ。」
「あぁ。俺は絵里が回復するように
もっとちゃんと支えていくよ。」
そう言って僕たちは本当に別れた。
バイバイ、篤人。大好きだ。
いつか過去になるその日まで。
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