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赤川次郎のふたりを2人でみた。
石田ひかりが主演の映画で、高校生の主人公が三つ上の姉を亡くし、姉と同じ年齢になった年、姉が主人公の前に現れる青春ファンタジーだ。
ビデオを見終わって、
もし、どちらかが死んだら、また目の前に現れて欲しいか
2人して真剣に話し合った。
「やっぱり、死んだ人がいきなり見えたら怖いからやだ」
と反対派の姉。
「え?でも、私だよ?大丈夫じゃない?」
「私は、お姉ちゃんとか家族が見えるなら大丈夫かな」
と賛成派の私。
「えー、家族でも幽霊だよ?」
「家族とかご先祖様の霊なら助けてくれそうじゃない?」
なかなか意見があわない。
「じゃあさ、もし、どちらかが死んだら、夢に出てくるようにしよ」
「夢なら、怖くないから」
と、姉は結論づけた。
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