喚ぶ側の視点

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喚ぶ側の視点

あ、スライムにエンカ(エンカウント)した。 んー、ここはエクスプロージョン使おっかなー。いや、レベリング(レベルアップ)のためにダンテ出しとくか。 「ダンテ召喚!」 ダンテは頑張って闘っているが、スライムとはあまりにも相性が悪すぎ、もう闘いにすらなっていなかった。 ダンテも頻繁になってるしそろそろ頃合いか。 じゃーエクスプロージョンで終わらせるとするか。 あ、ついでにイフリートもレベリングしとくか。 弱点の火属性だし、経験値も稼げるだろ。 「イフリート召喚!」 イフリートはスライムと互角だった。キャラ的には圧倒的な差があるが、レベルの差がそれを埋めている。 イフリートが炎で溶かそうするも、スライムが避ける。 スライムの溶解液はイフリートに届く前に蒸発する。 うん。なかなかな激闘を展開している。 見ているこっちまで疲れてくる。もういっか。 とりあえずイフリートを下げる、 魔法をうつために。 馴れた手つきで懐から魔導書を取り出し、その魔法の名前を喚ぶ。 「エクスプロージョン!」 ここからは一瞬。 魔導書から飛び出した火の玉がスライムにストレートで向かっていく。そして爆発。圧倒的だ。 やはりエクスプロージョンは強いな。 さ、メタルでレアなスライムを探すか。
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