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ピンポン♪♪
インターフォンを押すと『入って』と大智の声がした。
勝手知ったるで中に入り、鍵をしめる。
何気ないことなのに、今日は特別に感じた。
「いらっしゃい」
大智が熱っぽく夕貴を見つめてきて、身体が疼く。
強く抱きしめられたい。またキスして欲しい。
恥ずかしいけれど、そんなことを考えてしまう。
「俺の部屋行く?それともリビングでゲームしよっか」
大智もいつもと違う気がする。
「部屋、行く」
「わかった」
二人で階段を上がって、大智の部屋に行く。
部屋に入った途端、耐えきれないように抱きしめられた。
「ごめん、やっぱ我慢するの無理…」
深く唇が合わさって、大智の舌が入ってくる。
深いキスは、もちろん初めてだったので、こんなにも官能的なのだと驚き、それが下半身と直結してしまうことにも驚いた。
硬くなった物をお互いの腿に擦り合わせるように腰を密着させる。
大智の息が荒くなり、夕貴の耳を擽った。
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