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あとがき
ついに完結しました。感無量です。いや本当に……。
今は小さな頃から物語を届けるという夢が叶って感極まっています。
今年の四月からようやく一念発起して小説を書くことができました。
最初は基礎中の基礎もわからず、何度も改稿を繰り返しました。というか、今もしていますが……。
執筆当初は最高の物語が紡げはずだと息巻いてましたが、そんな才能はありませんでした笑。
これから先は今作品以上に読者さんを楽しめるような物語を作れるように頑張りたいです。
あまり多くの方には届けられなかった結果となり、少し悔しい気持ちもあります。
ですが、最後まで毎日更新を続けられたのは、この稚拙な私の小説を読んでくださり、また応援してくださった方々のおかげです。
僕はこれからの人生において物語を永遠に想像し続けるだろうと確信しました。 どんな年齢でも夢を追い続けることが出来るというのはありがたいです。
――この作品について――。
主人公が異世界転生した時には、すでに親友が勇者と魔法使いだったら面白くなるかなと書きはじめました。終わりも何と無く決めていたので、そこに向かう形で物語を勧めたのですが、序盤の展開をはやめたほうが良かったと後悔してます(笑)
また、広げた風呂敷を畳もうとしたら、思った以上に話数が必要でした笑。
基本的に一章ごとに内容を決めて、間はひらめきに委ねる形でしたが、手を止めることなく最後まで書ききれました。
ダンジョン武器、魔法についてはもう少し厨二っぽくしてもよかったなと思っていて、次回はメガトンハリケン黒龍波とかにしちゃうかもしれないです。
空白の1年間はみんなで修行をしていたのですが、作品のスピードをあげるためにそこを省かせていただきました。結果的には良かったと思っています。
ラスボスはシンドラにするか、それとも最愛の人が実は前魔王で、その人を蘇らせるかどうかを悩みましたが、急に訳のわからない悪役が出るよりはシンドラの方がいいだろうとボツにしました。
この物語はヴェルネルとレムリをアイレが追いかけるという形にしたかったので、最後はやはり二人で締めたいと思ってました。
アイレの物語は完全にリメイクしたときに出すかもしれないです。
主要メンバーの生涯まで好きに書かせて頂きましたが、これは海皇紀という漫画のラストで描かれた手法? で、印象に残っており、僕も書いてみたいと最初から決めていました。嫌いな人は結構いるかも……。
――キャラクターについて――。
アイレ、ヴェルネル、レムリは病気という困難に打ち勝ったということにちなんで名前をつけました。
アイレはポルトガル語で絆。響はなんだかしっくりきませんでしたが、書いているうちに気に入りました。
諦めない心を持っていますが、最強にはしたくありませんでした。あくまでも仲間の力でようやく勝てるというのがイメージの一つでした。実際に一人で無双したことはほとんどないかも。
反対にヴェルネルは天才肌。悪人ではなく、レムリのことだけを考えている人、です。
最後でしおらしくなるのもレムリのためなので、物語としてはどうなんだろうと思いましたが、初作品はキャラクターを好きに動かしたかったので、そうなりました。
レムリはもっと出番を増やしたかったですが、三人が揃うと物語が終わってしまうので、もどかしかったです笑。レムリアンシードという名前が好きだっただけに残念です。ちなみに宝石の名前で、ヴェルネルは勇気という意味。
個人的にインザームとアズライトとルチルはお気に入りの三人です。
群像劇のようなことがしたかったのですが力不足でした。個人的にはもっと旅をさせてあげたかった。
アズライトは作中で最強設定でしたが、ヴェルネルの想いには勝てないので、最初は敗北しました。ルチルと仲良しでしたが、恋仲というよりは親子関係だと僕個人は思っていたので、結婚はしませんでした。一夫多妻制も考えましたが、グレースが納得しなさそうなので却下しました。
インザームという名前は割となんとなく。意味もありますが、特に深い考えはないです。
アイレを導く役目でしたが、女性キャラにしても良かったのともう少し序盤のテンポを上げれば良いキャラになったかも。最後にアイレと旅に出なかったのは、やはりヴェルネルとレムリの仲間という印象が強かったからです。アズライトとルチルは宝石から名を頂きました。
ルチルは純粋なエルフかつ最強キャラ。ですが、心が優しいので基本に傷つけることはしない性格でした。アズライトも無理強いはしないので、防御魔法ばかり。
ちなみにリンはなんとなく出したキャラだったんですが、思いのほかキャラが立ち好きでした。残念ながら、シェルを追い込むために死んでしまいましたが。
シェルとアクアもニコイチ風にしたかったので、同じ海の名前にしました。
クリアはどこかアクアと似ている感じにしたかったので。三文字。名前は魔法とおなじです。
比較的安定した性格でしたが、シェルに振り回されました。
クリアのイメージはほとんどアクアです。
フェアはいわゆるヒロイン。登場が遅すぎたと反省してしています。
耳がピンとしているところとかも強調が薄かったかも。個人的にはアイレともっとイチャイチャして欲しかったですが、表現不足でした。
魔法よりも剣の世界にしたかったので、魔法を詠唱する出番は少なかったかも……。
もう一人仲間が欲しくて登場したのがグレース。武器被りが嫌だったので、意外と珍しい? 魔法の矢になりました。
ハーレムにはしたくなかったので、できるだけ能天気なキャラでおっとりタイプに。ロックたちは優秀な傭兵にしたかったんですが、これも表現不足でした。アズライトと結婚するのは割と当初から考えていたので、作中では衝突気味に描いたつもりでした。
フェローはFF8のキスティス先生をイメージしています。
外来語でフィローが確か狂気だったので、もじってその名前にしました。
強いくて怖い、けれども芯が通ってる感じにしたかったので性格は割とイメージ通りかも。
他に強い冒険者たちのキャラクターも作中で出せれば良かったと反省してます。
レッグ、アーム、アイはサンバカトリオを出したくて登場しました、最終すぎてあまり思うように動けませんでした。
もっと序盤に描いていたら、出番も多かったかもしれないです。
――最後に――。
完結まで付き合っていただいた方、本当にありがとうございました。大変感謝申し上げます。
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