風紀委員長様!!

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その後は2年Sクラスの教室に行き、担任の先生に挨拶をした。 ほんわかした優しい先生だった。 とりあえず先生のアドバイス通りに売店で高性能の耳栓を買い、風紀室へ向かった。 ※ ※ ※ 「ありがとうございます!!本当にありがとうございます!!」 室内はとても平和な空気に包まれていた。 みんなが楽しそうに会話をし、仕事も順調に消化している。 俺はこの数時間で積み上がっていた書類をほとんど片付け、今は見回りの時の注意点などを学んでいる。 担当の副委員長が倒れてしまっため、書類の山をなかなか崩せなかったそうだ。 書類が残りの数枚になった時は全員に涙を流しながら喜ばれた。 他の風紀委員たちは見回りや電話対応をしてくれ、午後5時くらいにはほとんどの仕事が終了したのである。 「お前らはもう休め。残りは俺が終わらせる」 「「「ありがとうございます!!!!」」」 ずっと無理をさせてきたのだ、少しでも休んで欲しい。 委員たちを見送り、椅子に座る。 その後は残りの仕事を片付けて寮へ向かった。
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