【 美しきかな大和言葉 】

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【 美しきかな大和言葉 】

f3dce14d-a419-4ac3-8f2d-7547b283d17d  皆さん、こんばんは♪(*´◡`*)  10月に入り少し肌寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?  今日のテーマは、「大和言葉(やまとことば)」についてです。  日本の言葉には、大きく分けて「漢語」と「外来語」と生粋の日本語「大和言葉」の3つが存在します。  日本の小説も基本、この3つの言葉から構成されています。 【3つの言葉】 ・「大和言葉」 は、日本の風土の中で生まれた日本固有の言葉で、柔らかく美しい和の表現が特徴。 ・「漢語」 は、中国語から取り入れた言葉で、多くが音読みで発音される。 ・「外来語」 は、中国以外の外国から来た言葉で、多くはカタカナ表記される。  「大和言葉」は、日本の特徴的な生活・文化の中で生まれ、美しく発展して来た言葉です。  冒頭の「蝉時雨(せみしぐれ)」も大和言葉で、沢山の蝉がこちらで鳴きやんだかと思うと、あちらでまたひとしきり盛んに鳴く様子を時雨にたとえた言葉。  どこか懐かしく、温かみのある言葉に感じますね。  教科書などにも載っている、「いとをかし」なんかは、大和言葉の代表格ですよね。  そんな大和言葉をいくつか上げると、 【大和言葉の一例】 ・「いとをかし」  :とても興味深い、美しい、風情がある。 ・「うららか」  :空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま。 ・「せせらぎ」  :浅瀬など、水がさらさらと音を立てて流れるところ。小川。 ・「たおやか」  :姿・動作などが美しくしなやかなさま。しなやかでやさしいさま。 ・「奥ゆかしい」  :慎みがあり、控えめな感じで好ましいさま。 ・「花笑み (はなえみ)」  :花が咲くこと。また、咲いた花のような華やかな笑顔。 ・「朧月 (おぼろづき)」  :春の夜のほのかにかすんだ月。 ・「十六夜 (いざよい)」  :中秋の名月のあとの陰暦8月16日の月、またはその夜のこと。 ・「花衣 (はなごろも)」  :桜の花が人に散りかかるのを衣に見立てたことば、または花色の衣装を着た美しい女性。 ・「可惜夜(あたらよ)」  :明けてしまうのが惜しいほどの夜。 ・「泡沫 (うたかた)」  :水面にできる泡のように、消えやすくはかないことのたとえ。 ・「爽籟 (そうらい)」  :爽やかに吹き渡る秋風の音。 ・「小春日和 (こはるびより)」  :晩秋から初冬の頃の穏やかで暖かな天気のこと。(春の天候でない)   :  沢山、美しい大和言葉がありますよね。  私の一番好きな大和言葉は、このことばかも。↓(*ˊ˘ˋ*)♥ ・「思い初める(おもいそめる)」  :思いの初め、恋のはじまり。初恋💕(❁´◡`❁)  皆さんは、どんな「大和言葉」がお好きでしょうか?(*ˊ˘ˋ*)  ご意見などございましたら、ペコメなどお待ちしております。  それでは、皆様にとって明日もよい1日でありますように♪(*´◡`*)  また次回をお楽しみに♪  φ(_ _o)。○))))zzzZZZ… 2022年10月6日(木)
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