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打合せ
じゃあそろそろ如月龍神さん仕事の打ち合わせを
いたしましょうか?
如月龍神は田名部隆史と田名部真子と田名部愛に
言った。
「私が考えた殺人はこれです」
如月龍神は袋の中に入っている数種類の山菜を見せた。
愛は言った。「何ですか?これは山菜のようですが?」
如月龍神は「そうですこれは山菜ですが普通の山菜と見分けが付かないほどそっくりな毒がある山菜です。素人さんだと間違えてとってきたものを食べてしまった毒だとは知らなかったそう言って事故で
片付けられると思います。
私は横田春彦さんの事を調べました。
春彦さんの実家の方では山菜が取れるそうですね。春彦さんは山菜が取れる今の時期、山菜を取りに
実家に帰りますね。そして、いつも愛さんを自分の一人暮らしをしているアパートに呼び、山菜鍋を
して食べるんですよね?その山菜とこの山菜を混ぜて鍋にするのです」
愛は驚いた「わ、わたしが殺人を?」
如月龍神は言った。「違いますよ。今回は家で食べましょう。結婚を両親にも喜んでもらいたいから
両親と一緒に鍋を囲もうとでも愛さんあなたがそう言えば愛さんのご両親にはいい人だと思われたい
彼は喜んでここに来ると思いますよ」
「でも、如月龍神さん今回は春彦に私はプロポーズされています。たぶん今回は彼の実家に行くことになると思うんです」
「それならご両親がどうしてもここで会って春彦と話したいって言ってたとか言えば彼は来ると思いますよ。いいですね、来週末のデートの約束のメールがもうすぐ来るんじゃないんですか?その時にいつ実家に帰るか聞いてここで山菜を食べるように仕向けるんです」
「わかりました。やってみます」
愛はそう答えた。
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