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そう、この女性社員は何となく気味が悪いのだ。
見た目は悪くないどころか、美形の部類だしパッと見は頭が良さそうだ、だからこそ老舗の我が社の面接や筆記等の入社試験も突破出来たと思うのだが。
俺は核心に触れた。
「前にも注意したよね?仕事の段取りの仕方、毎日11時にトラックが得意先の倉庫に到着するからそれを待って検品、それから…」
「それが嫌なんです」
「えっ!?」
俺と課長は同時に聞き返した。
「だから、それが嫌なんですよ」
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