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再び、沈黙が続く。
(でも、これを渡せば、ストーカーはいなくなるの…?)
しかし、私はぬぐい切れない疑惑もあった。
果たしてこれ一つで、しっかりした仕事をしてくれるのか。
だが、もうこれしかない。
「分かったよ…。でも、これは後から渡すで良い? まだ、信用出来ないから…。」
頼んでいるのは私なのに、図々しく言ってしまう。
しかし、四音は依然として笑顔だ。
「あぁ、平気だ。ありがとう、助かるよ。」
交渉成功。私はひとまずほっとした。
それからしばらくは、どのようにしてストーカーを突き止めて逮捕にまで至らせるかの作戦会議をしていた。
30分後、計画はすべて決まり、私たちは下校した。
ラッキーなことに、今日は塾がない。嬉しかった。
計画を実施するのは、明日から。残念なことに明日は塾がある。
だが、若干囮っぽくはなるがちゃんと策はあるのだ。
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