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「おいてめぇ!!そこにいるてめぇだてめぇ!!おい茶髪!!聞いてんのかてめぇ!!」
一瞬にして俺は切れた。
うるせぇ。
黙れねぇのか、この猿は。
いや猿に失礼か。
なにうちの晴輝怯えさせてんの?
青い顔して腰抜かしちゃってんじゃん。
このままじゃ普通に殺すけど大丈夫そう?
いま帰ったらてぇださねぇからとっととお家に帰っとけ。
カスが。
「なぁに?うるさい。黙っててくんない?今かわいいクラスの子と話してんの目にはんない?あ、目ぇ節穴だからわかんないかぁ。まぁ邪魔だからどっか行ってくれればいいけどさ。」
怒りを抑えて本音を伝えたらうるせぇ奴が切れ散らかしている。
だるいなぁ。
俺は晴輝と話してたんだけど。
俺は腰を抜かした晴輝が心配になり顔を覗き込んだ。
怯えた顔で此方を見ながら、しかし少し照れたり戸惑っていたり。
この子は本当に表情がころころ変わるなぁ。
かわいい。
あ、ついつい撫でちゃった。まぁいっか。
「大丈夫だよ。すぐぶっ殺してくるから待っててね。」
晴輝は可哀想になるくらいぷるぷる怯えて「うん。」と言った。
「いいこ。」
さぁさっさと潰すか。このうるせえ野郎を。
お遊びの時間はここまでだ。
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