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結論から言うと俺の圧勝だった。
相手が金属バッドをもって思いっきり正面から殴りにかかってきたところを隙のある腹に拳を叩き込んで一発。
たったそれだけで相手の体は弓形になって崩れ落ちていく。
寂しいのでついでで背中を一蹴り。
あっけなく終わってしまった。
さっき喧嘩して勝ったやつともう一度喧嘩して負けるほうがおかしいのだが。
喧嘩が終わった後に晴輝を見るとびっくりして話すこともままならないようだった。
ひとまず一緒に学校まで行こう。
だるいって気持ちが本音だったけれど、晴輝のためだと思ったら自然と足がそちらを向いて歩きだしていた。
晴輝と一緒に怒られ、不服そうな晴輝を連れていつも通りそれぞれクラスで過ごした。
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